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仲間とひとつになって踊る、チアダンスの魅力を広めたい
日本チアダンス協会 Team JCDA三上 奈津子 × 前田 有加(GOLDWIN)

2016.10.19

19世紀、ニューヨークでスタートしたダンスウェアのパイオニアブランド「DANSKIN」。“Dance”と“Skin”を掛け合わせたブランド名は、第二の肌のようにダンサーの身体を包み込むウエアを届けたいという願いから名付けられた。その思いは、21世紀の日本でも受け継がれ、日本チアダンス協会 プロデュースチームTeam JCDA(以下、TJ)のオフィシャルスポンサーとして、チアリーダーたちを応援している。

 

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日本チアダンス協会(以下、JCDA)には、ブランドのプロモーションを担当する前田有加が所属している。彼女と同じ大学でチアダンス部の主将を務め、全国大会で優勝したチームにいたのが、三上奈津子さん。平日はフルタイムで働き、週末はTJのメンバーとしてイベントや大会の練習に費やし、チームメイトと共に汗を流す。チアダンスは脚を高々とあげ、高く跳び、キレのあるターンをし、運動量がとにかく多い。体力的には厳しいであろう仕事との両立。なぜ、彼女たちはそこまでチアダンスに夢中なのだろう。

前田 チアダンスでできる身体的、精神的表現は無限!チームで踊っている一体感も楽しくて、みんなとひとつになる瞬間がわかるんです。それが楽しくて、やめられません。

三上 私も、一体感がいちばんですね。大学でチアダンスに出合うまでにやっていた新体操やクラシックバレエの場合、踊っているのを見る人はどよめきや拍手は起こりますが、チアダンスは見ている人もいっしょになって歓声を上げたり、手拍子したり、私たちが発表したダンスで会場すらもひとつになる時があるんです。それと仲間の存在。このメンバーと踊りたいと思えるから、チームが発足した翌年の2期から今の10期まで続けています。

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仕事×チアダンスの相乗効果
前田 TJのメンバーは、普段は働いている人ばかり。私たちのようにふつうの企業に勤めている人もいれば、学校の先生やインストラクターをしている人も。いろんな人がいて面白いよね。

三上 今は、私たちがチームの最年長だからみんなを引っ張る立場。それが会社に行くと逆転するでしょう。チーム競技だから人間関係のバランスをチアダンスから学べて、自然と上司を立てられるとか、仕事面で役立ってることもあるな。

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前田 私はDANSKINのプロモーションに関わっていて、チームの仲間がウェアを着てくれたり、JCDAとも縁があって提供させてもらったり、自分がやっているスポーツやダンサーのパフォーマンスのサポートができることは、すごく幸せ。

三上 実際に踊っているメンバーが関わっているブランドだから、「わかってる」と思うところがたくさんある。軽さであったり、ストレッチ性があったり。首回りが広く開いているのもすごくいい。ジップだと本番用のメイクや髪型が崩れないし。

前田 生地のサンプルを練習に持って行って踊ってもらうでしょう。動いたときの感覚はどうか、毛玉ができたりしないか、チェックしてもらえるから助かってる。これからは「DANSKINのウェアを着て踊ったらかっこいい」となるようにブランドのポジショニングしていかないと。全日本大会のグランプリジャケットを提供していることでも、ブランド価値が上がると嬉しいな。

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チアダンスの可能性を広げていくために
ふたりはTJのメンバーと共に、8月に行われた「Cheer Dane Festival」で圧巻のステージを繰り広げた。1年に1回メンバー選抜が行われるため、このチームになってからはまだ3カ月。観客との距離が近いステージを思い切り楽しんだ。「素直にチアダンスの楽しさをただただ感じながら踊れました。楽しい時間は一瞬。でも、この瞬間のために練習してきたんだとしみじみ感じました」と前田。最後、ふたりに今後について聞いてみた。

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三上 「チアダンスをやっている」と言うと、まだどうしてもチアリーディングを想像されてしまう。これからは、チアダンスと聞いたらすぐに今、私たちが踊っている競技が浮かぶくらい広まるといいなと思います。TJの活動は、競技の普及を目的にしているので、たとえばいろんな人とコラボして踊るなどして、チアダンスの可能性を広めていけたら。

前田 私は、悔いなくチアダンスを終えたい。ずっとやれる競技ではないので、これからは一回一回の練習やイベント、大会が大事。永遠にはやれないという覚悟を常に持って取り組みたいです。DANSKINの担当者としては、もっとブランドを広げていくことですね。DANSKINは今、ヨガウェアのイメージが強いんですけど、本来は、ヨガに限らずあらゆるアスレチックな女性をサポートするブランド。スポーツウェアを買う時、いろんなメーカーがある中で確実にDANSKINが候補に挙がるようなブランドになるように取り組んでいきたいです。

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  1. 三上 奈津子(みかみ なつこ)
    埼玉県出身。
    4歳からバレエを始め、8歳のときに新体操に出会う。中学生のころは、県大会で上位入賞し、国体強化選手に選ばれるなど、全国大会出場を目指して日々練習に励んだ。
    高校時代は一度競技を離れたが、ただ踊るだけでは物足りず、全米大会優勝の実績をもつ強豪、玉川大学に進学し、チアダンスを始める。主将を務めた四年次では、国内最高峰である全日本選手権にて部門優勝及び総合グランプリへとチームを導いた。
    日本チアダンス協会プロデュースのTeam JCDAには大学3年より所属し、今期で9年目。チアダンスの普及と、見ている人の心に響くパフォーマンスを目指して活動をしている。
  1. 前田 有加(まえだ ゆか)
    東京都出身。
    幼少期からスポーツを始め、高校入学と同時にチアダンスを始める。その魅力に惹かれ、全米大会優勝の実績をもつ強豪、玉川大学に進学し、全米大会2位、そして国内最高峰である全日本選手権にて部門優勝及び総合グランプリを獲得した。日本チアダンス協会プロデュースのTeam JCDAには大学3年より所属し、今期で9年目になる。
    スポーツに関わる仕事がしたいという思いから、ゴールドウインに入社。2年間の営業職を経て、現在は経験を生かしてダンスキンのプロモーションを担当。
    チアダンス一色だった学生時代から、入社後は様々なスポーツに挑戦するようになりる。旅やスキューバダイビング、トレッキングやトレイルランニングなど、フィールドで遊ぶ時間を大切にしている。「スポーツは、楽しい。」そのシンプルな気持ちが軸となっている。

(写真 MEGUMI / 文 小泉咲子)

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