PEOPLE

いつからかスポーツが一番になった

スポーツを一番に考える、SPORTS FIRST な想いを持った
ゴールドウイン社員のライフスタイルに迫ります。

スポーツを続けていなかったら、私、つまらない人でした。
中嶋麻里(GOLDWIN)

2015.11.17

器械体操とバレエ。子どもの頃からスポーツに親しみました。

私とスポーツの出会いは、器械体操でした。小学校3年生の頃、コロコロと太っていた私を心配した親に(笑)通わされるようになったんです。友だちも増えたし、キャンプなどの活動も含めて、楽しかったことを覚えています。その教室の窓からいつも見えていたのが、クラシックバレエの教室です。着ているウエアもかわいくて、なんか全然違うなあと。同じ汗でも、きれいに見えたんですよね(笑)

その後からはバレエにハマり、創作バレエを続けました。スポーツという感覚より、アートという感覚に近かったかもしれません。それから中学と高校では陸上部にも所属していました。親にすすめられたこともあり、球技がすごい苦手だったので。その後、大学ではまたバレエだけに取り組むことになります。

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スポーツクラブの仕事から、ゴールドウインの仕事へ。

大学を卒業してからは、はじめはカルチャーセンターで働いていました。その中にジャズダンスのクラスがあって、そのクラスに入ってみたんです。モダンバレエをやっていた私にとってはジャズダンスはとても楽しく、すっと入っていける感覚でした。その後、仕事をやめてダンスを本格的にやりたいなあと思い、スポーツクラブで働くようになりました。場所は地元の名古屋でした。

そこでインストラクターとして働いている時に、ダンスキンのウエアをショップで扱っていた関係でゴールドウインの方とお会いしたんです。その方に社員として誘っていただいて、松坂屋のショップでゴールドウインの一員として仕事を始めました。販売という仕事は、実際にやってみると、思っていたのとは全然違う印象でした。実は商品を売るということが、私はあまり好きじゃなかったんですよね(笑)

おばあちゃんになっても、フラダンスを踊っていたい。

でも、お客様との出会いによって、そのつながりが楽しくなり、この仕事を続けていられる気がします。もともと、ダンスキンのことを詳しくは知らなかったんです。エアロビクスとかスポーツクラブで着るウエアなのかなというくらいの感覚で。でも自分で扱うようになって、このブランドが好きになっていきました。そんな中で、フラダンスと出会うことになります。私の叔母がフラダンスをやっていて、バレエをやっている間にもすすめられていたんです。最初は全然興味がなくて。でも、ある発表会を観に行ったら、想像していたのと全然違いました。年齢層も幅広くて、そのやわらかい動きややさしい感じが本当にキレイだったんです。手と足が別の動きをして、表情も豊かで、本当に衝撃的でした。フラダンスに一目惚れだったんですね。そして自分でもやりたくなりました。知り合いに先生を紹介していただいて、すぐに行ってみました。

その後、フラダンスは仕事にも関わってくることになるんです。ダンスキンでフラダンスのプログラムなどにも着られるウエアもつくることになり、そのPRのイベントなどの仕事も担当するようになりました。ウエアを通して楽しさを広げることで、フラダンスを始めたいという方が増える。そうやって新しいお客様ともつながることができることを幸せだと思います。フラダンスって奥深い文化でもあり、おばあちゃんになっても踊りつづけることができるんです。私も、おばあちゃんになっても踊りたいと思っています。

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好きなことで強くつながれるのが、スポーツだと思います。

自分が気になるスポーツはすぐに始めて、どれも長く続くのは、自分の中に楽しみたいという気持ちがあることと、仲間に恵まれているからだと思います。ひとりじゃなくて、そのダンスを楽しみに集まる人たちがいるから楽しい。仕事や住んでいる所がバラバラでも、好きなものは一緒です。だから、もしダンスをやめてしまった後でも、仲間としてのつながりは続いていきます。好きなことで集まる人たちの気持ちって、強いと思うんです。それが、スポーツのいいところかもしれませんね。そのことが、今は自分の仕事とも直結している。仕事と趣味が近いところにあることをうれしく感じています。私が扱わせていただく商品も、ダンスキンで本当によかった。この商品が好きだから、お客様にすすめることができるんです。本当に楽しいです。

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ヨガの商品開発などにもチャレンジしたいと思っています。

ゴールドウインという会社で考えてみると、ショップで販売の仕事をする人と会社の中の人の距離が、すごく近くに感じます。だから私も長くいられるのだと思っています。人がいいんですよね。みんなで言いたいことを言い合いながら、必ずフォローをしてくれる。途中で放っておかれるということがないんですよね。そして、みんながスポーツに親しんでいる。私も、仕事でも趣味でも、普通にスポーツが生活の一部になっているので、いつもスポーツと一緒にいることがあたりまえのことになっています。

きっとスポーツを続けていなかったら、私、つまらない人だったと思います。この販売の仕事も、きっとできていません。自分が好きなスポーツで実際に着るものだからこそ、仕事でも追求できるんです。今は、ヨガにも興味を持って習っています。ショップと会社の距離をとても近く感じられるゴールドウインですから、ヨガの商品開発などにもつなげていけたらいいなと思っているんです。意見を聞いてもらえる会社ですからね。自分のアイデアが反映された商品ができるって、大きな励みになります。

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  2.  中嶋麻里(なかしま まり)
    1969年生まれ、名古屋出身。
    名古屋松坂屋にてダンスキンの販売からはじまり、現在は横浜そごうにてダンスキンの販売をしている。
    HULAを踊っているときが一番楽しい時間。でもお客様とHULAの話で盛り上がれるこの仕事も大切な時間。
    好きな食べ物は納豆。1日3パック、15年間食べ続けている。

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