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スポーツを楽しむコツ

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シューズを選ぶように、自分に合ったソックスを選ぼう
栗田淳(GOLDWIN)

2016.01.04

走る人がシューズを選ぶとなったら、専門誌を読み込んだり、周りの人に評判を聞いたり、ショップで試し履きをしまくったり、かなり真剣に自分に合う一足を探すはずだ。シューズがパフォーマンスを大きく左右するギアだと知っているのだから、当たり前だろう。では、ソックスとなるとどうだろう。見過ごしがちなギアだが、足に最も密着しているのは、シューズの前にソックスである。その事実を改めて考えてみると、ソックスの重要性に気づくのではないだろうか。では、どんなソックスがいいのか。そのひとつの答えが、C3fitのArch Support Socksだ。

ソックスはパフォーマンス向上できる可能性を秘めている“ギア”

企画担当の栗田淳さんは、「シューズと同じように、ソックスも選んでほしい」と言う。「走るとき、足の裏から突き上げるような衝撃が伝わると、膝や腰へのダメージが強い。その負担を和らげるために、クッション性の高いシューズなどを選ばれる方が多いですが、ソックスも、それと同じだと思うんですよね。肌にいちばん近く、じかに触れているソックスで、クッション性を維持して、立体的にアーチ(土踏まず)を守るのがC3fit Socksの大きな特徴です」

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(写真右から)アーチサポートクォーターソックス/アーチサポートショートソックス/5フィンガーアーチサポートショートソックス

C3fitのソックスは、本来、衝撃を緩和する役割を持つ足裏土踏まずのアーチをサポートするテーピング効果を備えている。特殊な糸を用いたクロステーピングと指のつけ根をぐるりと通る横アーチテーピングにより、立体的に足裏をサポート。さらに、つま先とかかとの内側はパイル構造にすることで、高いクッション性を実現した。ベーシックモデルの「アーチサポートショートソックス」は靴ずれをしやすいアキレス腱部分にベロをつけて、走りやすさをどこまでも追求している。

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指先の踏ん張る力を重視したいなら、5本指バージョン(5フィンガーアーチサポートショートソックス)がおすすめだ。指先の形状に沿う立体構造になっており、「指先が詰まる」「履き心地がイマイチ」といった5本指ソックスが敬遠される主な原因を見事に払拭している。

新製品のくるぶし丈のクォーターソックスは、ロングタイツとソックスの間に隙間があかず日焼けや防寒対策としてのニーズに応えている。また、リブ部分がシューズからのぞきコーディネートのアクセントに。リブ裏にはリフレクターロゴが施され、夜間のランニング時には頼もしい存在だ。

さらに、ムレを軽減させたゴルフ用、すねや甲にかかるブーツの当たりを和らげるプロテクターを備えたウィンタースポーツモデルと、アーチサポート機能を切り口に、さまざまなスポーツのニーズに特化したラインナップもそろえている。

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「ダメージを和らげて走る時のストレスを軽減したり、足の運動機能をサポートする。それによって、その人自身が本来持っている力を発揮するための“ギア”がソックスなんです」

“自分事”として開発したソックスは走って試す

C3fitのソックスのテーピング構造は、専門トレーナーやアスリートからの声を参考にしながら設計が調整されていく。その上で、栗田さんは企画担当として実際に履いて走り、その効果を肌で感じたと言う。「物を作るには、“他人事”ではなく“自分事”としてその場に身を置きたくて、C3fit担当になってから走るようになったんです。70Kのトレラン大会にはショートソックスで、80Kの大会には、5本指ソックスを履いて出場しました。ショートソックスはアーチがしっかり守られていましたし、5本指は、指の間にマメもできず、ずっと快適に走れましたね。ランナーの方のほとんどはロードで練習もする人が多いと思いますが、ロードも傾きがあったり、段差があったり整った条件の道ばかりではないので、練習のときから自分の足に合うソックスを選ぶことをおすすめします。」

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ドライ感を追求した紙糸ソックス

栗田さんが新素材として期待しているのが、Paper Fiber Socksだ。紙を細く切ってよった紙糸とナイロン糸を掛け合わせ、強度をアップ。この糸は、独特のドライ感が続き、丈夫で、軽量であることが特徴である。

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  • C3fit_005
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  • 紙糸繊維断面
  • 紙糸ソックス表面

「製品を販売するにあたって、モニターアンケートをしたのですが、『雨でシューズもソックスも濡れているんだけど、足自体は濡れている感覚がない』とドライ感を高く評価してもらえました。強度も、通常テスト回数の5~6倍やっても破けなかったんです。これからも、紙糸ソックスのように世の中にどんどん新しい提案をして、C3fitを先進的なブランドにしていきたいですね」

ますます進化していくソックスの世界。自分が求める機能性によってソックスを選び、それを持参してシューズの試し履きをする。今後はこうした流れが、スタンダードになるかもしれない。スポーツのパフォーマンスを向上させたいなら、ソックス一足にもこだわってみたい。

今回紹介したC3fitのアーチサポートソックスを計6名様にプレゼントします。実際に履いて、機能を体感してみてほしい。申し込みは下のフォームから。

C3fit アーチサポートソックス プレゼント申し込みフォーム

  1. kuritajun_prof
  2. 栗田 淳(くりた じゅん)
    1985年1月31日生まれ。東京都豊島区出身。幼い頃からスポーツにいそしみ、特にサッカーに没頭。ゴールドウイン入社後もサッカーを続け、現在はサッカー部のキャプテンも務める。Speedoブランドのプロモーション、コーポレートコミュニケーション室、マーケティング室を経て、2014年からゴールドウイン事業部でC3fitブランド全体のプロモーション、ソックスの企画を担当している。企画を担当するにあたって、自分自身がスポーツを実践し、製品を試すことで説得力が生まれるという先輩の言葉に感銘を受け、最近はトレイルランニングを楽しむ。2015年にはSTYも完走した。C3fitブランドがスポーツを楽しむ人のパフォーマンスを少しでも支えられるようにという使命を持って日々奮闘中。

(写真 鈴木泰之 / 文 小泉咲子)

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