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NEUTRALWORKS. PARTY
ROAD TO 鹿児島マラソン 後編
浅川夏帆×松田和子×宮﨑喜美乃

2017.06.09

1・2Fでアスレチックスタイルの物販を担当する松田和子さん、3Fにある低酸素ルーム「OXYGEN」のトレーナーで、冒険家・三浦雄一郎氏が代表を務めるミウラ・ドルフィンズに所属する宮﨑喜美乃さん、そして、 4Fのプレスルームで働く浅川夏帆さん。東京・外苑にあるコンディショニングストア「NEUTRALWORKS. BY GOLDWIN」の女性3人が結成した「NEUTRALWORKS.PARTY」。

最初から走り込むことはせず、テニスやヨガなどさまざまなスポーツを通じて、身体を動かす楽しさを感じ、運動を習慣化していった(前編を参照)。次第に、フルマラソン完走を意識して、走り込むようになっていく。その一環として、大きな役割を果たしたのが、宮﨑さんがトレーナーをしている低酸素トレーニングだ。酸素濃度をコントロールしたトレーニングルームで走ることで、肺換気量や循環血液量の増加、乳酸蓄積の軽減、糖質や脂肪燃焼の促進など、さまざまな効果が期待できる。

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宮﨑 低酸素トレーニングは、平地と同じトレーニング負荷でも、心肺機能をダイレクトに鍛えることができるので、筋肉や関節への負担は軽くて済むのがメリット。たとえ運動強度が低くても、酸素の取り込みやすくなりますし、持久力がアップするんです。これは、「NEUTRALWORKS.PARTY」のふたりにトレーニングをやってもらって気がつけたこと。お客様からも、「最後まで粘れるようになった」「スタミナがついた」といった声が聞かれるようになりましたね。

松田 低酸素トレーニングでは、汗のかき方が全然違うんです。かなり早い段階から、全身から汗が出ている感じがありました。

浅川 初回は、1km走るのもしんどかったですね。宮﨑さんから「低酸素トレーニングは4、5回やると効果がわかってくる」と言われていたんですけど、回を重ねていく内に、低酸素トレーニングをした次のロードがラクに走れることが実感できて。ロードで10㎞走れて、低酸素をやると5kmしか走れない。でも、次のロードは12kmがほんとうにラクに走れちゃうんです。ツラい先にロードの走りやすさがあるんだと気づいてからは、低酸素トレーニングが楽しくなりました。

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宮﨑 浅川さんには、ケガをしてロードを長く走れない時に、運動強度を下げても、濃密なトレーニングができるので、低酸素ルームでジョグしてもらったことも。この経験によって、ケガ中で激しい運動ができない時の低酸素トレーニングの有効性にも気づくことができましたね。

浅川 低酸素トレーニングについて書いたブログの記事を読んで、「やってみたい」と、私に相談してくれる人がいて嬉しかったですね。

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初フルマラソン、感動のゴールを振り返る

ケガや体調の問題があり、20kmまで距離を伸ばした時点で、本番の鹿児島マラソンを迎えることに。それでも、初フルマラソンに挑戦する松田も浅川も、緊張せずにスタートラインに立てたという。

浅川 練習で朝5時に起きて、7時から走っていたのと同じ感覚でしたね。

松田 「これが本番か」みたいな。

宮﨑 でも、やっぱりテンションは普段とは違っていたと思う。スタートしたらふたりはいきなりハイスピードで走り出してしまって…。初フルあるあるですね(笑)。

松田 (笑)。そのせいか、前半は楽しくて、後半はほんとうにツラかった…。30kmを過ぎたあたりから脚が重く、痛くて、歩いてふたりについていきました。ゴールまでが長かったんですけど、ちゃんと完走できた達成感と、ふたりの顔を見て押し寄せてきた安心感で涙が止まりませんでした。

浅川 私はケガがあったので、痛みが出たら終わりだなと思いながら走っていたんです。20kmを超えても大丈夫で「これはイケる!」と思った瞬間にスイッチが切り替わりました。42kmはあっという間でしたね。40kmくらいからは、「あと少ししか残っていない」という寂しささえ感じていました。

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「NEUTRALWORKS.PARTY」で3人が得たものとは?

大会当日はあいにくの雨だったが、フルマラソン完走の目標を達成した3人。ただの顔見知りだった関係性は、スポーツを通じてどんどん深まり、本当の“PARTY=仲間”となった。仲間という財産の他、約半年間「NEUTRALWORKS.PARTY」で活動したことで得たものとは、何だったのだろう。

宮﨑 走りながらいい景色を見たらワクワクする感覚だとか、山に行くとみんな笑顔になるんだなとか、忘れかけていた楽しさを改めて思い出せた経験になりました。人に教える面白さも感じたんです。ストイックに競技として取り組むスポーツもひとつの在り方ですが、仲間といっしょに走る楽しさ、同じウエアを着てやるウキウキも一方ではありますよね。そうした“楽しむスポーツ”の側面をこれからは長く伝えていきたいと思いました。

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松田 「ブログを見ています」と仰ってくださるお客様がけっこういらして、すごく嬉しかったですね。「『NEUTRALWORKS.PARTY』で走っている方ですよね。私も鹿児島マラソン、走るんです」と声を掛けてくださった方も。お客様を超えて、同じ大会を走る“仲間”だなって。

宮﨑 私たちが着ているのを見て、「NEUTRALWORKS.」のウエア、カッコいい、かわいいって買って着てくれる人もいたんです。私たちという等身大のモデルだったのがよかったみたいで(笑)。

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松田 お客様には“リアル”を提供しなきゃいけないと思うので、「NEUTRALWORKS.PARTY」の経験を活かして、身体を動かす楽しさやウエアやギアを身に着けた実感を伝えられたら。せっかくフルマラソン挑戦で体力もついたので、健康的に楽しみながら、スポーツを継続したいとも思っています。とくにスイムは私の好きなスポーツですし、やっているスタッフがあまりいない種目なので、楽しんで続けたいですね。

浅川 「NEUTRALWORKS.PARTY」という試みは、ブログの構成的にも大成功でした。そして、運動音痴で、走ることが好きではなかった私に、楽しいと思わせてくれたのは、ふたりがいてくれたから。鹿児島マラソン完走で、「NEUTRALWORKS.PARTY」の第一章はいったん終わり、第二章が始まりました。第一章同様、ブログを通じてアスレチックスポーツを行う爽快感や新しいウェアを着た時のワクワク感を伝えられたら。そして、読んでくださる方も、「PARTY=仲間」とともにスポーツを楽しむことで、充実した生活を送ってもらえたらとても嬉しいです。(NEUTRALWORKS.PARTYのBLOGはこちら

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浅川夏帆(あさかわなつほ)写真:右
東京都出身。中高時代、球技が苦手で選んだ部活が陸上。専門は走り高跳びで、東京都選抜メンバーに選ばれる。大学では、ゴルフ部に所属。1年360日練習するほどのめり込み、今でも年30~40回ラウンドに出る。大学卒業後、ネイリストや広告代理店勤務を経て、2016年、ゴールドウインに入社。「NEUTRALWORKS.」のプレスとして働きながら、ゴルフ、ランニング、テニスのクロススポーツを実戦中。

松田和子(まつだわこ)写真:左
東京都出身。中高時代はバスケットボール部、大学ではラクロス部に所属。新卒で入社後、3年間「DANSKIN」の百貨店販売員として勤務。「NEUTRALWORKS. BY GOLDWIN」オープンに合わせて異動に。

宮﨑喜美乃(みやざききみの)写真:中央
山口県下関出身。小学校から陸上競技を始め、高校時代には全国高校駅伝大会に出場。鹿屋体育大学まで選手として活躍し、同大学院に進学。“低酸素と登山”をテーマに研究に没頭する日々を過ごす。大学院で、所属するミウラ・ドルフィンズの代表であり、世界的冒険家の三浦雄一郎氏と出会う。現在は、「NEUTRALWORKS. BY GOLDWIN」3Fにある「OXYGEN」でトレーナーとして勤務。

NEUTRALWORKS.TOKYO
東京都港区北青山2-7-22 H・T・神宮外苑ビル
☎ 03-6455-5961
営業時間:11:00~20:00(1F、2F)
HP:http://www.goldwin.co.jp/neutralworks/
NEUTRALWORKS.PARTY BLOG:http://goldwin-blog.jp/neutralworks/archive/tag/neutralworksparty

(写真 古谷勝 / 文 小泉咲子)

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