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いつからかスポーツが一番になった

スポーツを一番に考える、SPORTS FIRST な想いを持った
ゴールドウイン社員のライフスタイルに迫ります。

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スポーツを通じて自分の可能性が拓いた 武内悠

2018.11.22

「実は派遣会社さんに紹介されるまで、ゴールドウインがどういう会社かもよく知らなかったんです」

彼女は、申し訳なさそうに言った。武内悠さん。現在マーケティング部にてECサイト「GOLDWIN WEB STORE」の商品ページ制作を担当している。先頃、晴れて派遣社員からゴールドウインの社員になった。学生時代から、スポーツとはほとんど無縁の生活。読書や絵を描くのが好きだったという自他ともに認める文系女子。しかし、ゴールドウインへの入社をきっかけに自身のライフスタイルが大きく変わった。

「実はトレイルランというスポーツがあることすら知らず……。でもトレイルランを入社してから始めたという先輩とお話する機会があって。私以外にもそういう人がいるんだって」

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もしかしたら私にもできるのかな? これがきっかけだった。実は武内さんは、喘息の持病がある。だから、スポーツというものに興味はありつつも、どこか怖い。そんな感情があった。

「でも、会社の先輩たちが、本当に楽しそうにスポーツの話で盛り上がっているのを聞いていたら、なんだか勇気をもらえるというか、私もそんな世界を見てみたいって強く思うようになったんです」

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思ったら、行動に移すまではあっという間だった。スポーツを始めやすい会社の環境も後押しして、今年はトレイルランのレースにデビューした。

「正直、とても辛かったです。でも走っている時は、辛くて楽しいという不思議な感覚でした。いままでだったら5キロ走るのもゼーハーしていた自分が、10キロも山を走ったりしている。そういうことは自分には無理だと思いこんでいたんですけど、やってみたら結構できる。それはとても嬉しいことだと気付きました。ただ、今回は途中で過呼吸が起きてリタイアしてしまったんです。周回レースだったのですが、1周目が終わったときに、辛かったけどそれ以上に楽しいからもう一周同じコースを走りたいと思ったんです。でもその気持ちに体が付いてこないことがとても悔しくて、悔しくて」

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“熾火”だった登山欲にも点火

トレイルランだけではない。ゴールドウイン入社と同時期に、登山欲も本格化した。

「親しい知人の誘いで、以前から登山はちょっとかじってはいたんですが、入社をきっかけにウェアも本格的なものを揃えました。ECサイトの仕事をしていると、情報も入ってくるし、ギアにもこだわりたくなりますよね」

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今では、南アルプスの鳳凰三山の一つ「地蔵岳」を日帰りで往復するほどの健脚ぶりだ。コースタイムでは、10時間を超えるルート。しかも最初からいきなり2時間半の登りというハードさ。特に“ドンドコ沢の登り”といえば、みんなが口を揃えて「ドンドコキツイ」と呪文のように唱える場所なのだ。

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「自分は、ちょっと負荷が強めの山が好きなんでしょうか。人があまり歩いていなくて、整備されすぎていないアドベンチャー感のある山が好みですね。精神的にも体的にもキツイんですが、学べることも多くて、その辛さを超えた瞬間の開放感がとても心地良いんです。下山した後は、登る前の自分よりもワンランク強くなった気がして次への自信になります。行きたい山がどんどん増えてきて、今では私のほうが知人を山に誘うことも(笑)」

拓けた可能性を他の人へも伝えたい

それらはすべて、現在の恵まれた職場環境のおかげだという。

「この会社に入らなかったら、きっと一生スポーツとは無縁の生活だったろうし、そうだとすれば、スポーツが与えてくれる感動を味わうこともなかった。登山にもここまでハマることはなかったのかなとも思います」

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スポーツを始めて、いま実感するのは、自分自身の変化だ。

「昔に比べてフィジカル面はもちろん、メンタル面も強くなったと思います。いままでは、途中ですぐに諦めてたりしていました。これは私にはできないだろうなと尻込みしてしまうことが結構あったんですが、いまは気になったらどんどんチャレンジしてみます。そうやって積み重ねていけば、いろんなことが実現できるんだなということが、実感としてありますね」

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武内さんのいまの目標は“楽しく長距離を走る”ことだ。自分の足で長く走って、いろんな景色を見てみたい。ここが辛かったとか、思い出を体に刻みたい。それを楽しめるような強い体になりたい。そんな思いでフルマラソンにもエントリーした。

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「ぜんぜん出来なかった私でも、チャレンジしてみることで、こんなに人生が豊かになった。ゆくゆくは色んな人にスポーツの良さを、できる人目線じゃない、できない人目線で伝えていけたらいいな、と思います。病弱な私にもできたんだから、自分の体と対話しながら少しずつ積み重ねていけばできるようになるし、楽しい世界が広がっている。それはスポーツに限ったことではないと思っています。そういうことに気付かせてくれた会社に巡り会えて、本当に良かったと思います。この会社は私にとって、可能性を拓いてくれた会社なんです」

  1. 武内悠
    1991年生まれ。C3fit、ellesse、Goldwinブランドの「GOLDWIN WEB STORE」商品ページ制作を担当。高校生時代、1年間だけ硬式テニスの経験を持つが、その後ゴールドウインの入社に至るまでスポーツとは無縁の生活を送る。趣味は読書、美術館巡り、登山など。2017年からは冬のアクティビティとしてスキーにも挑戦している。

    (写真 新江周平 / 文 櫻井卓)

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