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いつからかスポーツが一番になった

スポーツを一番に考える、SPORTS FIRST な想いを持った
ゴールドウイン社員のライフスタイルに迫ります。

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昼は会社員、夜はヨガインストラクター
GOLDWINでかなえた、ダブルワークという選択
井関麻美

2018.07.23

GOLDWINのウェブストア制作チームに所属する井関麻美の一週間は慌ただしい。週末と週4回の退社後、井関さんが向かうのは都内にあるヨガスタジオだ。井関さんはここでヨガインストラクターとしてクラスを持ち、ヨガを教えている。担当するのはビギナーからアドバンスまでの計10コマ。呼吸、アーサナ、心の状態。ヨガにおいて大切なことを、わかりやすく丁寧に指導してくれると、初心者からの支持も高い。

isekiasami

アパレル会社に勤務していた井関さんがヨガを始めたのは、今から15年ほど前のことだ。時に早朝から深夜までにおよぶハードな仕事による運動不足を解消したいと、軽い気持ちで自宅近くのアシュタンガヨガスタジオに通うように。

「もともと運動は得意な方ではなく、ランニングのような持久系のスポーツも苦手。唯一、続けることができたのがヨガでした。最初は週に一度、軽く汗を流す程度で満足していたのですが、勤務先に近いスタジオに移ったことをきっかけに、毎朝、出勤前にヨガクラスを受けるようになったんです」

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自分の生き方を変えてくれた、ヨガ哲学との出合い

長く続けていたヨガだったが、井関さんに転機が訪れる。ヨガ講師としての資格を取得するために受講したティーチャーズトレーニングコースで、ヨガとの向き合い方を決定的に変えるものに出合ったのだ。

「10年以上ヨガを習ってきましたが、この時に出合ったヨガ哲学や瞑想がこれまでのわたしのヨガ観をガラリと変えてしまいました。10年間取り組んできたヨガのアーサナは、単なる運動ではなくて瞑想をより深めるための心と身体の準備であり、ヨガというのは心を落ち着かせ、毎日をいきいきと過ごすための智慧だということを体感できたんです」

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はじめは「たった5分も集中することができなかった」という瞑想も、毎晩続けて行ったおかげで「だんだん自分のことを客観的に見ることができるようになった」、と井関さん。自分をポジティブに捉えられるようになった結果、どんな激務が続いてもそれまで感じていたストレスを感じづらくなったという。

瞑想やヨガ哲学も含めたヨガというメソッドを、たくさんの人に伝えるお手伝いがしたい。そんな志を抱き、ヨガインストラクターとしての活動をスタートすることになった。同時に、ダブルワークを両立させるためにGOLDWINへ転職を果たす。”SPORTS FIRST”という理念に共感できたし、自分の人生においてヨガは仕事と同じくらい大切だと考える井関さんにとって、インストラクターとしての活動を受け入れてくれる懐の深さにも惹かれたという。

isekiasami

ダブルワーク生活で手に入れたもの

昼間はオフィスワーカー、夜はヨガインストラクターとして2つのスタジオでクラスを掛け持ち、そのほかに自分のためのレッスンを週に3回以上。ダブルワーク生活も2年を超え、井関さんの毎日はますます充実している。

「ヨガだけと真摯に向き合う生き方も素敵だと思いますが、私にとっては日常生活を送る上で、日々のあれこれにヨガの教えを生かすことこそがヨガを続ける悦び。ヨガの教えに『サントーシャ』、足るを知るという考えがあるのですが、いまは会社員として勤務する時間にもヨガの時間と同様のやりがいを感じられている。今はただそれが嬉しいんです」

isekiasami

さらに、ダブルワークを続けることでタイムマネジメント力が飛躍的にアップした。どちらもおろそかにすることなく充実した時間が過ごせているのは、一年目のトライ&エラーがあったからだ。

「2年かけてわかった両立するコツは、とにかく無駄をなくすこと。自分の時間は圧倒的に少なくなりますから、取捨選択が必要です。はじめの1年は手探り状態で、あれも勉強したい、あそこにも行きたい、あの人にも会ってみたいと詰め込んでしまい、いっぱいいっぱいになったこともありました。けれど自分の根っこを冷静に見つめ直したら、本当にやりたいことや行きたいところ、会いたい人、優先順位の高いものが見えてきます。すると不思議なことに、厳選するようになったら縁のある人やものとちゃんと繋がれるようになったんです。選びとることには勇気が必要ですが、ちゃんとご褒美があるんですね」

井関さんの目標は、一人一人の心と身体の悩みに寄り添える、ヒーラーのようなヨガ講師になることだ。そのために、ヨガ以外にもアロマやレイキ、アーユルヴェーダなど人を癒すメソッドを幅広く学んでいる。いずれはそれぞれにマッチしたヨガや瞑想のあるライフスタイルを提案する、サロンのような場を作りたいという。

「ヨガの道にはゴールがないんです。だから常に勉強して自分を高めていかなくてはいけない。けれど、そのプロセスを楽しめることもヨガの奥深さなんですよね」

isekiasami

もの作りの現場に、ヨガの経験をフィードバック

仕事の面では、現在担当しているDANSKINのものづくりの現場に関わっていくことが目標だ。実は入社するまでDANSKINというブランドを知らなかった井関さんだが、実際にクラスで着用すると、見た目の可愛さだけでなくその機能性、実用性に惚れ込んだという。

「受け持っているクラスでも『何を着ているんですか?』と生徒さんに聞かれることがあって、自分が担当するDANSKINを紹介しています。するとみなさんが試してみてくれ、そのインプレッションを私に教えてくれる。私が大切にする二つの仕事が一つに繋がる瞬間です。こういう経験をさらに積んで、ウェブストアにおけるプロモーションに反映していきたい。自分のヨガの経験をフィードバックできるDANSKINというブランドを通して、ヨギーニのみなさんのヨガライフをサポートしていきたいですね」

  1. 井関麻美
    1977年、東京都出身。社会人になってからアシュタンガヨガを始める。2年前、スタジオヨギーのヨギーヨガ認定資格「ヨギー・インスティテュート認定(YIC)」を取得。資格取得と同時にインストラクターと会社員のダブルワークを両立するため、ゴールドウインに入社。現在はウェブストア制作チームに所属し、自らの経験をフィードバックできるDANSKINを担当している。ヨガインストラクターとしては昨年、ヨガニドラー・トレーニングコースを修了。今年はレイキヒーリングコースを受講するなど、人生をさらに豊かに生きるためのトレーニングを重ねている。

(写真 三浦安間 /文 倉石綾子)

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